GODDESSES OF STARS 2018
11月10日(土)新木場1stRING(観衆265人)
◆変則タッグマッチ 15分1本勝負 |
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中野たむ |
6分34秒 |
羽南 |
○ナツミ |
吏南 |
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姫南● |
◆クイーンズ・クエストvs大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○夏すみれ |
8分57秒 |
小波 |
“セッション・モス”マルティナ |
AZM● |
◆クイーンズ・クエストvsJAN 8人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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渡辺桃 |
15分8秒 |
ジャングル叫女 |
○林下詩美 |
刀羅ナツコ |
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ビー・プレストリー |
米山香織 |
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シャーダネー |
ルアカ● |
◆3WAYタッグ・バトル 30分1本勝負 |
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岩谷麻優 |
12分4秒 |
木村花 |
○鹿島沙希 |
マリー・アパッチェ● |
※もう一チームは花月&葉月組
渋沢四季が欠場あいさつ
「すいません、本日、新木場大会にご来場いただいたみなさん、誠にありがとうございます。昨日、公式から発表があった通り、ここ最近、私が体調不良がつづいておりまして、いま試合ができる状態ではないとの判断を受けまして、少しの間、お休みをさせていただくことになりました。カードの変更などがあり、お客様にもご迷惑をおかけして申し訳ございません。いまはしっかり静養して、元気になれるよう頑張りたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。本日はご迷惑をおかけして本当に申し訳ございませんでした」
◆変則タッグマッチ 15分1本勝負 |
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中野たむ |
6分34秒 |
羽南 |
○ナツミ |
吏南 |
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姫南● |
当初はナツミvs小野崎玲皇の初シングルによるフレッシュな顔合わせで11・9新木場大会がスタートする予定だったが、小野崎が腰椎椎間板ヘルニアにより欠場。シングル初勝利を目指す2人の一騎打ちは中止となった。また、渋沢四季も体調不良により今大会を欠場、中野たむ&渋沢四季vs羽南&吏南&妃南が中野たむ&ナツミvs羽南&吏南&妃南に変更となった。羽南三姉妹の吏南&妃南は正式デビュー以来、過去3戦とも双子の姉妹対決をおこなってきたが、今回初めて姉妹以外との対戦となる。
羽南三姉妹は柔道着姿で登場。両軍がクリーンに握手をかわすと三姉妹が襲いかかりゴング。まずは中野が捕まるが、中野が余裕でかわしてみせる。しかし羽南がドロップキックを見舞い、三姉妹が次々と串刺しドロップキックを打っていく。中野は妃南のドロップキック連打を受けて立つ。ラリアットを連続でかいくぐった妃南が再度ドロップキック。中野を押し倒すが2カウント。吏南が中野に投げを狙うがこらえられる。妃南は腕を取って腕十字にもっていく。しかし中野がクラッチをしてこらえるとロープへ到達。吏南はすかさずドロップキック。中野が返すともう一度腕十字。反対から妃南が腕十字、羽南が足を取る。慌ててナツミがカットする。中野がボディースラムからカバーも吏南が返す。中野がタッチしようとすると背後から襲撃される。吏南が妃南のアシストを得て逆エビ固め。同時に妃南はキャメルクラッチで援護する。羽南が中野に投げの連続。ナツミがショルダータックルでカットし、羽南を倒す。ナツミは羽南にエル・ヌドを仕掛ける、中野がほかの2人の首を取る。ヌドの解けない羽南に中野とナツミがドロップキック。中野がタッチしようとするがまたもや羽南が阻止してみせる。中野と羽南がエルボーの打ち合い、中野がカウンターのキックを放つとナツミがドロップキックで続く。吏南が中野にジャックナイフ。羽南が中野を丸め込む。妃南が外道クラッチも2カウント。羽南と吏南がクローズライン。かわした中野をナツミがドロップキックで援護。タッチしたナツミがドロップキックにいくが妃南がかわす。ナツミがカサドーラで飛びついて丸め込むと3カウント。中野&ナツミ組の勝利となった。試合後、ナツミがマイク。「ワタシ、ワタシハ、キッドノベルト、ホシイ。ダカラ、コーラクエンホール、シアイシタイ。ミナサン、ヨロシクオネガイシマス」
◆クイーンズ・クエストvs大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○夏すみれ |
8分57秒 |
小波 |
“セッション・モス”マルティナ |
AZM● |
小波&AZMのクイーンズクエストと夏すみれ&マルティナの大江戸隊がタッグ対決。11・25名古屋で渡辺桃の白いベルトに挑戦する夏は、AZMからQQフラッグ&マスクを盗んだまま。先日の会見では白いベルト戦に盗品を賭けろと王者から要求された。両軍は10・13新木場でのタッグリーグ開幕戦で激突し、夏がAZMを丸め込んでいる。前回の雪辱とともに、タイトル戦を待たずして小波とAZMが奪回できれば桃の防衛戦にも弾みがつくが…。
大江戸隊入場時、サイレンが響き渡りQQが急襲、コールを待たず、そのまま試合がスタートした。マルティナが小波をキャッチし振り回す。一度止まると再び旋回、そのまま倒れ込むとカバーには入るが小波が返す。マルティナがブレーンバスターを狙うが小波が切り返して延髄斬り。小波がカバーするもマルティナが返す、AZMがダッシュし夏をカット。大江戸隊がQQをコーナーに追い込むとブロンコバスターの競演。夏がマルティナを呼び込み小波にまとめてブロンコバスター。夏がロープに振ると小波が反動を利用してドロップキック。AZMが夏をコーナーに振って串刺しドロップキックを見舞う。夏が返すと、小波とAZMがコーナーに追い込んで顔面を踏みつける。セコンドの花月が「反則するな!」とQQに注意。小波は夏にスリーパー。夏がエスケープすると小波がフィッシャーマン狙い。夏がこらえるとリング下から山口が手を出す。マルティナが小波にエルボー連打からDDT、ネックロック。ブレーンバスターの体勢はAZMがカット。QQがマルティナをロープに振るがラリアットを食らう。5分経過。小波がマルティナにミドルキック連打。マルティナがカットしヘッドバットからノーザンライト。マルティナがエルボー連打も小波が飛びつき腕十字から腕固めにもっていく。小波が頭部へのキックからドロップキック。AZMが飛びついて変型卍固め。マルティナがこらえるとAZMが丸め込む。マルティナが返すとヘッドバット。小波がカットしAZMがブレーンバスター、ジャックナイフ。AZMはマルティナにダッシュもトラースキックを食らう。マルティナがセカンドからコードブレーカー。夏が小波を落としてからAZMにネックブリーカードロップ、ロープに足をかけて押え込む。しかしレフェリーに見つかりカウントがストップ。AZMが夏に張り手を放つと、夏が「誰に向かって…」と言いかけたところで再び張り手を食らう。AZMが夏に丸め込みの連続。夏がこらえるとAZMがコーナーへ。しかしマルティナがカットし夏が丸め込む。これで3カウントが入り、夏の勝利がコールされた。
夏「マルティナ、今日で日本ラストマッチ。いままでね、一緒に闘ってくれてありがとう。またいつでも大江戸隊の一員として戻ってきてください。今日でマルちゃんは一旦スターダムマット卒業ということで、まあまあまあまあまあ、それよりさ、君たち(小波&AZM)、どうしたの?なんでいるの? すいません、ごめんなさい、私はアナタたちに興味はないんでえ。クイーンズクエストだったら渡辺桃連れてこい。11月25日、名古屋で白いベルト賭けて闘う渡辺桃さんいるんでしょ、出てきてくださーい!」
反応なし…。
夏「あれ? 渡辺桃さーん! 渡辺桃。渡辺桃…。来ない、ヤツ。無視ですか? 無視? そんなことより裏で聞いてんだろ! 渡辺桃、11月25日、すべてを賭けて闘ってくれるそうです。そこで私、思いつきました。渡辺桃になにを賭けてもらうか。賭けてもらうもの、AZMクソガキ、テメーだコラ!」
AZM「うっせーな、テメー。ババー! 賭けるとか意味わかんねえよ! ちゃんと説明しろよ。ちゃんと、わかるように。オバサン!」
夏「わかった。わかった。ちょっと頭弱そうなのかなあ。順を追って説明するから、よーく聞いてね。渡辺桃、すべて賭けると言いました。そのすべてにはもちろん渡辺桃の仲間であるAZM、オマエも含まれてるんじゃないですか。だいたいオマエはよお、毎回毎回口の利き方が気に入らねえんだよ、コノヤロー! 誰がクソババーだ、コノヤロー。どこにいるんだクソババー、連れてこい! 決めました、私決めました。渡辺桃、AZM賭けていただいて、もちろん私が勝ちましたら、AZMはこれから大江戸隊が引き取ります。そして、この口の利き方もろくに知らない小娘を雑用係としてまずは荷物持ちから初めていただいて、口の利き方、上下関係、年上へのいたわり方。こちらをすべて、私たち大江戸隊が教育してさしあげますので、AZMを賭けていただきます」
AZM「AZMが大江戸隊の雑用係? そこリーダーだろ。ちゃんと考えろよ。もしオマエが渡辺桃ちゃんに勝ったら、考えてあげてもいいですよ」
夏「う~ん、じゃあ、お茶くみ係とか。まあまあまあ、意外と本人もまんざらではなさそうな様子なので、ますます11月25日が楽しみになりました。私、いままでこのスターダムマットで見せたことない顔を渡辺桃にハッキリと見せつけてあげますので、みなさん名古屋にぜひお集まりください。ありがとうございました」
◆クイーンズ・クエストvsJAN 8人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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渡辺桃 |
15分8秒 |
ジャングル叫女 |
○林下詩美 |
刀羅ナツコ |
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ビー・プレストリー |
米山香織 |
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シャーダネー |
ルアカ● |
渡辺桃のパートナーである林下詩美を加えた日英クイーンズクエストとJANが8人タッグマッチで全面対決。この組み合わせはタッグリーグ戦に出場(桃組vsプレストリー組で決勝戦)した4チームのユニット対抗戦であると同時に、11・23後楽園でおこなわれるゴッデス・オブ・スターダムタイトルマッチの前哨戦でもある。王者はジャングル叫女&刀羅ナツコ組で、タッグリーグ覇者の桃&詩美組が挑戦。本番を前にどんな駆け引きが展開されるのか!?
叫女が歩み出ると詩美が出ていくが、制した桃が先発で叫女と対峙。桃がローキックの威嚇を見せると叫女がタックルで押し倒す。叫女が上になるが桃がヘッドシザーズ。叫女が抜け出しヘッドロック。桃が切り返してネックロックに取る。叫女が取り返すも、桃がすぐに切り返してスリーパー。叫女がエスケープするが桃が絞めつづける。ブレイク後、桃が首を取って投げるとサッカーボールキックの連打。叫女が丸め込みからショルダータックル。叫女の号令でJANが桃にボディープレスの集中砲火。叫女がルアカを背負ってボディープレス。叫女のラリアットをかわした桃は詩美とダブルでドロップキック。桃がコーナーに叫女を叩きつけるとQQで顔面を踏みつけていく。プレストリーが叫女にサッカーボールキック。シャーダネーがプレストリーとクローズライン。叫女が返すとシャーダネーが腕を捻りあげて首もロック。顔面砕きから押え込むが叫女が返す。5分経過。叫女がシャーダネーを無視して控えの詩美に向かっていく。シャーダネーが倒すと詩美とタッチ、詩美は叫女に串刺しドロップキックの連打。叫女が1カウントで返すと、詩美はエルボー。叫女も打ち返し、エルボーの打ち合いになる。叫女はあえて「きいてねえぞ」と詩美のエルボーを受けて立つ。詩美が連打しダッシュすると叫女がカウンターのエルボー。しかし詩美がショルダータックル。叫女の両腕クローズラインを桃と詩美がブロック。しかし叫女がふたりまとめてブレーンバスター。
プレストリーが米山の打撃をカット。米山がモンゴリアンチョップ連打。プレストリーが受け止めて腕を固める。ルアカがアシストするがプレストリーはふたりまとめてドロップキック。桃が米山にドロップキックからブレーンバスター狙い。米山が切り返すとナツコが突進。桃がかわしてミドルキックの連打。ルアカが受けて立つと桃がなおもミドルの乱打。ナツコはダブルチョップ連打から突進。しかし桃が迎撃。桃がドロップキックから裏投げでナツコをマットに叩きつける。桃が串刺しで突進するがナツコが交わし叫女が援護。ナツコがレッグラリアットを桃に放つ。さらにカミカゼを狙うが桃がかわして頭部へのキック。詩美がナツコにミサイルキックを連発。JANがカットすると10分経過。詩美がコーナーに上がるとJANがカットしデッドリードライブ。しかしJANの挟み撃ちはかわさQQからドロップキックを食らう。詩美がナツコにスリーパー。ナツコがロープに手を伸ばしてエスケープに成功。詩美はエルボーからダッシュ。ナツコが読んでスピアを決める。ルアカが詩美にショルダータックルからビッグブーツ。ルアカの突進を詩美が投げ飛ばすがクロスボディーを食らう。詩美が返すとルアカはフィッシャーマン狙い。詩美がこらえてコーナーへ叩きつける。シャーダネーが担いでプレストリーがフットスタンプ。詩美がルアカにSTO。しかしJANがカットする。ルアカを捕獲したQQが4人でドロップキック。詩美がカバーするがルアカは自力で返す。リング上は詩美とルアカ。アルゼンチン狙いを叫女が乱入してカット。米山とルアカがニーで詩美を攻撃。ルアカは詩美を投げるがカットされてしまう。ルアカがビッグブーツ連打も詩美がかわしてスリーパー。中央に引き戻してさらに締め上げる。これを解くとフィニッシュを宣言しアルゼンチンバックブリーカー。ルアカがギブアップし、詩美が勝ち名乗りを受けた。
詩美「おい、オマエ、今日も結果出してねえじゃねえかよ。オマエみたいなチャンピオンで、オマエみたいなリーダーだからよう、今日もコイツ(ルアカ)負けてるじゃん。悔しかったら、一回でも勝ってみろよ」
叫女が張り手を浴びせると、詩美もやり返し一触即発状態に。
叫女「私はアンタの踏み台や噛ませ犬には絶対にならない。そして、JANとこのベルトを必ず守る」
桃組のコメント
詩美「(ゴッデス王座の)前哨戦だったんですけど、自分たちが勝てましたし、この調子で後楽園も自分と桃さんで、ベルト取りたいと思います。刀羅ナツコ、刀羅ナツコに自分、シングルで勝ってますし、ジャングル叫女は自分に引き分けばっかりで勝ててないですし、自分と桃さんで勝ってベルトを取れないわけないんで、後楽園、自分たちはあの大事そうにしているベルトを取ってやりたいと思います」
桃「そうですね。今日、詩美がJANに完勝ということで、後楽園でも同じ結果にしかならないと思うので、みなさんぜひ楽しみにしてください。ありがとうございました」
――先ほど、夏が桃との白いベルト戦にAZMを賭けろと言っていたが。
桃「ああ、なんか、なんか裏で聞こえてましたね。ずっと呼ばれてるけどやっぱちょっと無視したんですけど。うるさいなと思いながら聞いてたんですけど、AZMはホントにユニットのなかでホントに大切なリーダーなので、それはまあ、負けるわけにも行かないですし、勝つしかないです」
――賭けることに合意する?
桃「そうですねえ。まあ自分が負けることはないので、受けて立とうという思いです」
◆3WAYタッグ・バトル 30分1本勝負 |
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岩谷麻優 |
12分4秒 |
木村花 |
○鹿島沙希 |
マリー・アパッチェ● |
※もう一チームは花月&葉月組
メインは“STARS”岩谷麻優&鹿島沙希、“大江戸隊”花月&葉月、“日墨混成軍”木村花&マリー・アパッチェが3WAYタッグで激突、3チームともタッグリーグ戦に出場しており、追撃戦的な意味合いをもつカードとなった。また、10・23後楽園での赤いベルト戦で火花を散らした花月と花が再び顔を合わせることになる。また、花月&葉月組と花&マリー組は11・23後楽園でも対戦予定。スターダム入団からちょうど1年となる花月と花が強烈に意識し合うことは間違いないが、危険な香りのする両者の攻防に岩谷と鹿島がどう入っていくかにも注目が集まる闘いだ。
岩谷、葉月、マリーが先発でゴング。慎重な探り合いから葉月とマリーが手四つにいこうとすると岩谷が高く差し出し3人で組み合う。しかしエプロンから花月が岩谷をキャッチ。マリーが岩谷にアームホイップの連続。
葉月を交わしたマリーをかわして岩谷が葉月にコーナーからアームホイップ。岩谷は2人の手をとるとロープの反動を利用してアームホイップ。すると投げられた葉月とマリーがつかみ合う。鹿島、花月、花が対峙。こちらも慎重な探り合いから始まり、花が一歩後退。花月と鹿島がバックを取り合いグラウンドの攻防。花は高みの見物に。鹿島が腕を取ると花月も取り返していく。花月がヘッドシザーズ。鹿島が脱出するが花月がヘッドロック。その背後から花がスリーパー。場内はブーイング。鹿島がカットしようとするが花はスリーパー。鹿島を場外に出すと花が花月の顔面を蹴っていく。怒りの花月が先回りしてリング下から花の足を引く。ここから試合は場外戦へ。花月が花、葉月が鹿島を集中攻撃。リングに戻った葉月が鹿島に高々とボディースラム。花月が鹿島にミドルキックからボディースラム。葉月がフットスタンプから頭部へのキックを連打。葉月と花月は鹿島にセントーンの挟み撃ち。花とマリーがカットしロープワークで大江戸隊を翻弄、さらにダブルでの吊り天井を決めてみせる。そこへSTARSがカバーするが2カウント。岩谷と鹿島が花に連係で集中砲火を浴びせる。岩谷が花のバックを取るが花が切り返してブレーンバスター狙い。岩谷がこらえてフロントネックロック。花が強引に持ち上げ叩きつける。しかし葉月が岩谷をカット。マリーと激突させるとまとめてコードブレーカー。葉月がマリーを追い込み突進もトラースキックを食らう。葉月がマリーに二段蹴り連打。マリーはカウンターのラリアットで葉月を吹っ飛ばす。鹿島がマリーを捕まえるが花月がミサイルキック。かわした鹿島が花月を丸め込む。花月が鹿島にニーを浴びせるとフィニッシュ予告。鹿島が切り返し岩谷とキックの競演。鹿島が花月をセットし岩谷と鹿島がコーナーから連続でダイブ。マリーと花が鹿島のフェースクラッシャーを食らう。さらにふたりまとめて鹿島がクロスボディー。花がマリーと鹿島にダブルのカカト落とし。岩谷がカットするが花が場外へ。するとマリーがみちドラを鹿島へ。しかし大江戸隊がカットに成功。葉月がマリーにコードブレーカー、花月と葉月がダブルのトペで場外へ、リング上ではマリーが鹿島にビッグブーツ。鹿島がフィニッシュ狙いを切り返してマリーを丸め込む。これで3カウントが入り、岩谷&鹿島組の勝利となった。マリーと花が退場。
鹿島「マリー、マリー、ちょっと待て! マリー、ちょっと待って。今日も私が勝ちました! マリー、いつもおいしいメキシコ料理ありがとう。でもね、マリーに言いたいことはこんなことじゃないんですよ。スターダムにはいまいろんなベルト争いがありますが、いまマリーの私物化しているハイスピードのベルト、なんで誰も挑戦しないんですかね? ハイスピードベルト…」
足を止めていたマリーだが、バックステージへ。
鹿島「待て待て。次のハイスピードの挑戦者は、私だ。お願いします。ということで今日は私が勝ったので、STARSで締めてもいいですか。いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」
岩谷組のコメント
鹿島「この個性豊かな3WAYタッグのなか、私がおいしいところをいただいちゃいました、ありがとうございます」
岩谷「なんか試合前は麻優がおいしいところもっていくからって言ってたけど…。大江戸隊に場外飛ばれて、やべえと思って。そしたらカンカンカンカンって聞こえたから沙希ちゃん負けちゃったんだって、ちょっと悔しい気持ちになってリングをパッと見たら、わーいってやってるから」
鹿島「もっと悔しかった? なんで? 喜んで!」
岩谷「また今回も取られてしまったぜって、悔しかったの。でもチームとしてはこれメッチャすごいよね。あんなにやられてていつの間に返したの? 起死回生?」
鹿島「起死回生」
岩谷「いい技だよなあ(笑)」
鹿島「いい技だよなあ(笑)。いやあ、エグいね、マリー。誕生日にケーキ渡したのに、ケーキにろうそくをさして渡したのに、マリーはね、私のアタマを地面に突き刺して。潰れちゃったよ、もう」
岩谷「潰れたねえ。モヤシの次、なんだろうね?」
鹿島「ゾンビタッグなんでね、私たち。そしてハイスピードのベルト、いまマリーが結構長いこともってるみたいで、でもね、スターダムにせっかく戻ってきているのに、誰も挑戦しない。なんかせっかく争えるベルトがあるのに挑戦しないので、私が今日マリーから3カウント取って、タイミングというか、ここで言わなきゃ逃しちゃうかなと思ったので言わせてもらったんですけど、いつ正式なカードとかわからないですけども、しっかり今日出した技以外の引き出しをたくさん揃えて、また誰も想像できないような動きで3カウントを取って、ベルトもいただきたいと思います」