同日デビューのHANAKOとさくらあやが、でビューの地でもある横浜武道館で一騎打ち。トーナメント1回戦でいきなりあたることとなった。両者ともこの1年でさまざまなことを経験。その積み重ねをこのトーナメントにぶつける。
さくらがローで威嚇し、ロックアップで力比べ。HANAKOがロープに追い込み落とそうとする。さくらがこらえて突進すると、HANAKOがショルダータックルで吹っ飛ばし、ストンピング連打を浴びせる。HANAKOはボディースラムを連発。さくらが返すと、HANAKOは逆エビ固め。さくらがエスケープしてエルボーで向かっていく。HANAKOは「そんなもんか」「やる気あんのか」「返してみろよ」と挑発。さくらがエルボー連打も、HANAKOが一発で倒してみせる。さくらがHANAKOをかいくぐりドロップキック。しかしHANAKOは倒れずに「来いよ!」と挑発、エルボー連打を受けて一発で倒す。HANAKOはさくらをコーナーに追い込みショルダーをぶつけていく。さくらが返すと、HANAKOが高々とボディースラム、ニードロップ。さくらが返すと、HANAKOがコーナーに振る。さくらが反転してニーアタックからドロップキック。HANAKOがエプロンからブレーンバスターの体勢。さくらが切り返し、コーナーに上がる。さくらが飛ぶがHANAKOがかわす。リング下でエルボーを打ち合い、HANAKOが鉄柱に叩きつける。さくらが向かっていくと、HANAKOが「こいよ!」と挑発し受けて立つ。HANAKOが場外マットへブレーンバスター。HANAKOが16カウントで戻ると、さくらもギリギリで生還。さくらが張り手、ミドルキック連打。HANAKOがキャッチしてヒザへエルボー、アルゼンチンバックブリーカーで絞り上げる。そのままコーナーに叩きつけると、串刺しで突進。さくらがかわしてニーの連打、串刺しで回し蹴り、サッカーボールキック。コーナーからダイビングニーアタックを放つが、HANAKOが返す。10分経過。さくらがハイもHANAKOがかわす。HANAKOがかわされるも、カウンターでラリアット。HANAKOは「決めるぞ!」と絶叫し、アルゼンチンからJPコースター。さくらが着地して蹴りをぶち込む。両者ダウン。8カウントで立ちあがり、残り3分。エルボーを打ち合い、さくらが連打。HANAKOが走らせずにボディーアタック、さくらがドロップキック。さくらの突進を止めてHANAKOが白鷺。もち上げてスイングしマットに叩きつける。残り2分。返したさくらにHANAKOはもう一度アルゼンチン。さくらが丸め込むが2カウント。さくらがンバズソーも2カウント。さくらは三角絞めへ。HANAKOが持ち上げてマットに叩きつけるが、さくらが離さない。残り1分。HANAKOがエスケープすると、さくらが左右でミドル、ハイキック。後ろ回し蹴りもヒットするがHANAKOの肩が上がる。さくらの突進にHANAKOがビッグブーツ、さくらのミドルをつかんで強引に叩きつける。そのままタイムアップとなり引き分け、両者失格となった。試合後、HANAKOがNEW BLOODタッグ王座のベルトを誇示。さくらが奪い取ろうとすると、HANAKOが跳ね除けた。
「私は去年、長期欠場でシンデレラ出れなくて、その分、今日に懸けてた気持ちが大きかったんですけど、負けてしまってすごく悔しいです。でも同じ日にデビューして先を行く、どんどん先を行くHANAKOを何回もいままで闘ってきたけど、やっと今日初めてHANAKOの余裕のない顔を見れた気がする。次、NBのタッグマッチ、絶対に絶対に私がHANAKOからそのベルト、ブン取ります!」
「(鼻血を出しながら)1回戦、さくらあやということで、ウチらはここでデビューして去年はここで大泣きして、そのちょっと前はここで初勝利して、いいのか悪いのか思い出がたくさんある会場でさくらと3回目かな?シングルして、会見のときはさくら、やる気なくて正直、この試合どうなるかなって思ってました。でも試合中さくらの本気の顔、わかんないけど久しぶりに見れた気がします。3月27、このベルトを懸けてさくらと闘うわけやけど、今日は引き分けでも次は私が必ずさくらから勝って、このベルトを防衛したいと思います」