ワンダー・オブ・スターダム選手権試合は、王者の羽南が琉悪夏の挑戦を退け4度目の防衛に成功した。
羽南からの呼びかけに応じ、王者のセコンドにはSTARSの飯田沙耶と浜辺纏だけでなく、舞華、林下詩美、月山和香、HANAKOが就いた。場外戦では羽南セコンドとH.A.T.E.セコンドも大乱闘。ピリピリとした空気が漂った。
試合は羽南と琉悪夏が一進一退の攻防を展開。琉悪夏のクロスフェイスを耐え抜いた羽南はブロックバスターを発射。場外に逃れた琉悪夏にプランチャを狙うが、試合に介入した上谷沙弥に阻止されてしまう。
それでもフィッシャーマンズバスター、ネックハンギングボムを耐え抜くと、雪崩式のバックドロップを発射。これで大ダメージを与えることに成功した。
ここからエルボーの連打で追い込むと、ブラックボックス攻撃を阻止。岩石弾からロープに走るが、今度は渡辺の黒バット攻撃で阻止されてしまう。
琉悪夏のセカンドボディプレスで追い込まれながらも、羽南は必殺のセブンティーンを決めるが、またもH.A.T.E.セコンドが介入。ここで舞華、詩美が助太刀に入り、渡辺の黒バット攻撃を琉悪夏に誤爆させると、月山もプランチャで援護射撃だ。
挑戦者と1対1の状況になった羽南は、ブラックボックス攻撃をくらってしまうが、ダルマ式ジャーマンはカウント2で返す。
大「琉悪夏」コールに包まれた会場で、羽南はカウンターのジャンピングニーを発射。さらにバックドロップホールドが決まるが、3カウントが奪えない。ならばとリストクラッチ式のバックドロップホールドを放ち、ついに3カウントを奪った。
試合後、羽南は「琉悪夏から挑戦表明されたときはうれしくて泣いちゃったけど、今もうれしくて泣ける。琉悪夏のセコンド、いっぱい入ってきやがって。次は2人きりで試合しようね、ありがとう」と感謝の言葉を贈った。
すると琉悪夏は「あー負けました。でも楽しかった。次は白じゃなくて、もっともっと上のベルトで、もっともっと大きいところでやろうね。本当にありがとう」と左手を差し出す。
羽南が握り返そうとすると「あっ!」と別の方向に注意を引き、グーパンチを見舞ってリングを後にした。
気を取り直した羽南は「次の挑戦者は誰だ?」と呼びかけると、やってきたのが妃南だった。「単刀直入に、次のその白のベルト、私に挑戦させてください」と申し出た。
羽南は「はい、やりましょう!」と即答し、決戦地を2人の地元凱旋興行となる10月18日宇都宮大会を指定した。
すると妃南は「宇都宮、いい大会にしよ!なんて私が言うとでも思いました? 私が挑戦しますと言って、ひと言「はい」。その返答すべてにチャンピオンとしての甘さが出てんだよ。最近の白はなんか物足りなと思っていたんだけど、それは全部羽南の甘さにあるんじゃない? いつまでも私をかわいい妹だと思っていたら、危ない目に遭うから」などと痛烈な言葉を浴びせた上で「3番目の私が、このベルトを取って一番になってやるよ!」と予告し、リングを後にした。
改めて羽南はセコンドに就いてくれた4人を見渡しながら「まずはセコンドに就いてくれてありがとう。STARS入ってほしいと思ったけど、今すぐはあれか、さすがに…」と言いかけると、マイクを奪った詩美が「最高にかっこいい姿を見せてもらい、羽南さんからはスターダムのキラキラした部分を見せつけられました。STARS、自分入りたいです」と表明。
HANAKO、月山も続くと舞華は「ウチら4人、STARSに入るから。酒飲みに行くぞ!」と宣言した。
これを聞いた羽南は「やったー! STARS増えました!!」と号泣。「初めて入ったユニットがSTARSだから、ここまでSTARSにこだわってやってきたんです。だから私の試合見て入りたいと言ってくれたのがうれしいです」。
最後は羽南、飯田、浜辺、姫ゆりあ、舞華、詩美、月山、HANAKOが勢ぞろいしたリングで、「今を信じて、明日に輝け、ウィーアーSTARS!」と締めくくった。
羽南「ワンダー・オブ・スターダム4回目の防衛成功しました! 琉悪夏と後楽園のメインで戦えたこと、本当にうれしく思ってます。またどこか大きい会場で、二人でメインができたらいいな。 そして今日は何と言っても、STARSのメンバーが増えました! これからはこの大人数STARSで、スターダムの正規軍としてスターダムをキラキラさせていきたいと思います! We are STARS!」
琉悪夏「白いベルトを懸けて後楽園ホールのメインイベントで戦えたこと、とってもうれしいんですけど、アイツとは一生握手することはありません! 以上です! 次は分かんない…ちょっといっぱい寝ます!」
妃南「私は順番待ちする気もないし、空気も読まないし。ずっと3番目と思ってもらっちゃっても困るんで。 挑戦するのは凱旋なんですけど、私は凱旋フォーカスでいく気もないので、白を取る、それだけに集中していきたいと思います。 そして、まだまだ甘いチャンピオンから勝って、私が白の新王者になります」

