「5★STAR GP 2026」覇者の吏南が、地元凱旋試合で元ワールド・オブ・スターダム王者の林下詩美を撃破した。
復帰後の詩美の姿勢に疑問を投げかけてきた吏南は、序盤から容赦なかった。激しい場外戦を仕掛け、顔面めがけてビッグブーツを発射。左腕への一点集中攻撃に加え、踏みつけ、ビンタで精神的にも揺さぶった。
鮮やかな払い腰からダイビングダブルニードロップを投下。再びコーナーに上がったところで詩美につかまったが、これを振り切って雪崩式パワーボムを決めた。さらにダイビングダブルニーを突き刺し、元赤の王者を追い込んだ。
詩美の反撃にも屈しなかった。コウモリ吊り落としを浴びても3カウントを許さず、トーチャーラックボムを切り返してハイドレンジアで捕獲。ジャーマン、パワーボム、ラリアットと猛攻を浴び、トーチャーラックボムで叩きつけられても、カウント2で肩を上げた。さらにクルセイドルを切り返すと、Pink♥Devilで逆襲。ビッグブーツから最後はパッケージパイルドライバーで執念の3カウントをもぎ取った。
場内は大「吏南」コールに包まれた。価値ある白星を手にした吏南は「私はお前に言ったよな。スターダムに帰ってきてから落ちぶれたって。ただ今日戦ってみて全然そんなことなかったわ。スターダムのまた一員としてよろしく」と右手を差し出した。
詩美が握り返すと、吏南はすかさず蹴りをお見舞い。「なわけねえだろ。そういうところが生ぬるいって言ってんだよ」と吐き捨てた。最後まで素直に認めるつもりはなかった。
「凱旋効果もあるけど、これが客の反応だよ。よく覚えて、また戦おうな」と詩美に通告。さらに、この勝利も5★STAR優勝後に予告した〝面白いこと〟の一つにすぎないとし、「まだまだワクワクさせてやるから、私について来いよ」と宣言した。
夏の頂点をつかんだ吏南が、地元で改めてその実力と存在感を見せつけた。
吏南「私が後楽園ホールで、帰ってきた林下詩美にケンカ売って、決まったこのシングルマッチ。 強かったよ。ここだけの話、本当に強かったけど、それよりも 5★STAR優勝した私はもっと強いってこと。 林下詩美に勝ったんだ。私のやりたいこと、そろそろ分かってきたんじゃない? みんなが分かんなくても、私は行動で分からせてやるつもり。 また林下詩美が生ぬるいことやってたら、また私がケンカ売って、ケツ叩いてあげようかなと思う」
林下詩美「あんな言っておいて、ここで勝たなきゃ意味ないだろマジで。 私が吏南から勝って私のやりたいこと言うつもりだったのに、勝てなかった。 私だって5★STAR GP優勝したことあるけど、でもそんな過去の栄光に浸りたくない。だから今年の5★STAR優勝した吏南から勝ちたかったのに… しっかり負けちゃったよ。 また一からやり直さないとね。 でも私は、こう見えて普段からあんまり言葉も強くないし、何も残せてないけど、だいぶ欲深い方なんで。STARSの一人にもなったし、今日は負けちゃったけど、下向くのをやめて、前を向いて次に進まなくちゃなって思います。」

