なつぽい&鷹木信悟(新日本プロレス)が、初の夫婦タッグで豪快な白星を挙げた。スペシャルミックスドタッグマッチで「後藤革命軍」の水森由菜&後藤洋央紀(新日本プロレス)と対戦。誤爆を繰り返しながらも、最後は夫婦の合体技「MADE IN JAPANっぽい」で勝負を決めた。
先発のなつぽいと水森がスピード感あふれる攻防を繰り広げると、続いてスターダムのリングで鷹木と後藤が激突。ド迫力の肉弾戦で場内を沸かせた。
夫婦タッグも、さっそく連係を披露した。鷹木がなつぽいを抱え上げ、後藤に向かって放り投げる。公開練習でも見せた動きで攻め込んだが、続くサンドイッチラリアートは誤爆。夫の剛腕を浴びたなつぽいが、相手につかまってしまった。
水森&後藤は、なつぽいの背中に太鼓の乱れ打ち。救出に入った鷹木の攻撃も再びなつぽいに誤爆し、夫婦タッグは足並みがそろわない。それでも鷹木の援護から、なつぽいが後藤にフェイスクラッシャーを決め、反撃につなげた。
再び鷹木と後藤の攻防になると、鷹木が水森もまとめて抱え上げ、2人をたたきつけた。さらになつぽいを抱えて再び〝ぽい捨て〟。今度は後藤をとらえた。
鷹木のパンピングボンバー、後藤の牛殺しが飛び出す激しい攻防は、10分を過ぎても続いた。水森も鷹木にスライディングラリアートを発射。「熊本の不沈艦」を6発ぶち込んでも倒れない相手を、後藤の裏GTRによる援護から、ついになぎ倒した。
タッチを受けたなつぽいは、ダイビングボディーアタックから水森をクリストで捕獲。鷹木も後藤をコブラツイストで締め上げ、夫婦そろっての関節技で見せ場をつくった。
さらになつぽいが水森にジャーマンを狙うと、その背後から鷹木が合体技の眉山を狙った。ところが、投げられたのはなつぽいだけ。またしても連係がかみ合わず、後藤革命軍の太鼓の乱れ打ちを浴びた。
それでも、なつぽいは水森とエビ固めの応酬を繰り広げ、食らいついた。再びジャーマンを狙うと、今度は鷹木との眉山が成功。勢いづいたなつぽいは、自らコーナーマットに頭を打ちつけて気合を入れ、フェアリアルギフトを繰り出した。
鷹木がパンピングボンバーで後藤を排除すると、最後は2人で水森を抱え上げ、MADE IN JAPANの競演「MADE IN JAPANっぽい」をさく裂。初結成の夫婦タッグが、勝利をもぎ取った。
なつぽいは10・20後楽園大会で、水森の持つハイスピード王座への挑戦に失敗したばかり。夫とのタッグで雪辱を果たし、笑顔の白星を飾った。
試合後は、夫婦ならではのやり取りで場内を和ませた。
なつぽいは「ゆなもん、後藤選手、今日は本当にありがとうございました」と対戦相手に感謝。「ゆなもん、前回のハイスピードに続き、今日も私のばいぽいロード、わがままに付き合ってくれて本当にありがとう」と水森に語りかけた。
水森も「2人の絆がどうなのか、戦うまで不安だったけど、強い絆を見せられて安心しました」と応じ、「もしケンカしたら、この試合を、後藤革命軍とした試合を思い出してください」と夫婦に助言。ところが「余計にケンカしちゃうかも」との声も飛び出した。
なつぽいに「鷹木さん、何か言いたいことある?」と促された鷹木は、「おいおい、ぽいさん! ちゃんと押さえとかないとダメじゃないの!」と切り出したものの、すぐに「俺が悪い。俺が悪い」と軌道修正。「謝れって言われたから、控室に行く前に謝っとこう。すみません!」と謝罪した。リング上でも夫婦の掛け合いは息ぴったりだった。
続いて鷹木は「おい、後藤! お前に言いたいことがあるんだよ」と呼びかけた。昨年の大阪城ホール大会で、後藤から「諦めなければ、いい奥さんが見つかる」と言われたことを振り返り、「おかげさまで、かわいいお嫁ちゃんをいただきました。その節は、ありがとうございました」と感謝を伝えた。
さらに「後藤革命軍に負けじと、鷹木式レボ龍ション軍も頑張っていきたいと思います」と宣言。「なつぽいさんは来年の1月3日で引退ですけど、また機会があれば、スターダムのリングに行きたいと思います」と再登場にも意欲を見せた。
最後は、なつぽいの「私たちの言いたいことは?」を受け、鷹木が「以上だ!」。夫婦そろっての締めくくりで、初タッグの勝利を彩った。

