Grow up Stars 2019(昼)
3月21日(木・祝)大阪・世界館(観衆215人=満員)
◆3WAYバトル 15分1本勝負 |
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小波 |
5分41秒 |
小野崎玲皇 |
※もう一人は刀羅ナツコ
◆STARS vs JAN タッグマッチ 15分1本勝負 |
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スターライト・キッド |
8分21秒 |
ジャングル叫女 |
○ザイヤ・ブルックサイド |
飯田沙耶● |
◆クイーンズ・クエスト vs 大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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葉月 |
8分55秒 |
バイパー |
○夏すみれ |
AZM● |
◆大江戸隊 vs 多国籍軍 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○ゴジャ・コング |
9分51秒 |
花月● |
レベル・ケイ |
アンドラス宮城 |
◆STARS vs クイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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渡辺桃 |
12分9秒 |
岩谷麻優 |
林下詩美 |
星輝ありさ |
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○ビー・プレストリー |
鹿島沙希● |
◆3WAYバトル 15分1本勝負 |
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小波 |
5分41秒 |
小野崎玲皇 |
※もう一人は刀羅ナツコ
大阪昼夜大会は、小波vs刀羅ナツコvs小野崎玲皇の3WAYマッチでスタート。図式としてはクイーンズクエストvsJANの1対2ハンディキャップマッチとなるが、ナツコと小野崎の同門対決も内包されており、後輩が出てきた小野崎には自力初勝利の目標もある。三者三様の思惑から、最後に勝ち名乗りを受けるのは?
ゴングが打ち鳴らされると慎重に歩み寄り、手四つの構えから先にJANが合体、小野崎の先導で小波をロープに追い込む。小野崎がナツコを裏切って丸め込むと、小波もまとめて丸め込もうとする。切り返されると小波をコーナーに追い込み小野崎がナツコに声をかけ串刺し攻撃の連続へ、さらにナツコに指示を送り踏み台にして串刺しエルボー。カッターも指示してダブルで繰り出す。その小野崎がナツコを攻撃すると、ナツコが怒ってショルダータックルを連発させていく。ナツコが小野崎を立ち上げるとエルボースマッシュからスピアを叩き込む。小波が入って突進するとナツコが担ごうとする。小波が切り返して腕を取る。切り返したナツコが突進。もう一度突っ込むとロープ際で小波が腕を取る。ぶら下がり腕十字をリング下から小野崎が引っ張る。よりダメージの蓄積したナツコを小波が丸め込む。逆さ押さえ込みをお互いが仕掛け合うと小野崎が介入。小波とナツコが合体しようとすると小野崎がまとめてフェースクラッシャー。小野崎は小波に串刺しエルボー、フェースクラッシャー。小波が返すとミドルキック。小野崎の丸め込みをナツコがカットも場外に落とされる。小波がブレーンバスターもナツコがカット。小波がかわしてセントーンは小野崎を直撃。小波がナツコを排除して小野崎を押え込む。返した小野崎が小波にスモールパッケージ。小波が切り返してトライアングルランサーへ。小野崎がギブアップし、小波の勝利となった。試合後、小波が退場するとJANの2人が握手をかわした。
◆STARS vs JAN タッグマッチ 15分1本勝負 |
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スターライト・キッド |
8分21秒 |
ジャングル叫女 |
○ザイヤ・ブルックサイド |
飯田沙耶● |
スターライト・キッド&ザイヤ・ブルックサイド組vsジャングル叫女&飯田沙耶組のタッグマッチ。STARSはキッドとザイヤによる日英混成軍で、叫女&飯田は師弟コンビ。叫女がどこまで飯田を引っ張れるか。フューチャー・オブ・スターダムのベルトにも挑戦した飯田の闘いぶりがカギを握りそうだ。
両軍がクリーンに握手をかわすとJANの飯田が先発を志願する。STARSはキッドが先発。腕の取り合いで試合がスタートし、キッドがロープに振る。飯田がドロップキックを狙うとキッドがかわしてグラウンドにもっていく。飯田が切り返してキッドにドロップキック、コーナーのザイヤを落とすと叫女と合体。しかしキッドがかわして叫女を排除。キッドは飯田に「なめんな!」とボディースラム。キッドはコーナーに振って串刺しドロップキックを食らわす。もう一発ボディースラムを見舞いカバーすると飯田が返す。ザイヤもつづいて押さえ込み。飯田が返すとザイヤはサッカーボールキック。じぐんコーナーに叩きつけるとキッドに託す。キッドがエルボー、ストンピングを連打。挑発された飯田がエルボー連打で向かっていく。キッドのボディースラムをかわして飯田がドロップキック。替わった叫女の突進をキッドがかわす。キッドとザイヤが合体で叫女を攻撃、キッドが619にいくが叫女が止める。するとザイヤもまとめて担いでマットに落とす。そして2人まとめての逆エビ固め。キッドとザイヤは必死にロープへ。叫女の突進をキッドがかわして不知火、その場跳びムーンサルト。5分経過。ザイヤが叫女にコルバタ。串刺しダブルニーは叫女がかわすことに成功。飯田が入りザイヤにドロップキックの連打を浴びせる。飯田がエルボー連打もザイヤがカウンターでドロップキック。飯田が丸め込むが2カウント。逆さ押さえ込み狙いを叫女がアシスト。しかしザイヤが返してみせる。なおも丸め込む飯田だが2カウントどまり。ザイヤがエルボー連打からチンクラッシャー、ネックブリーカードロップ。さらに背後からのダブルニーアタックへ。飯田が返すとザイヤがコーナーに叩きつけ両腕を取る。飯田が切り返すがザイヤがコードブレーカー。叫女がカットに入り飯田が命拾い。STARSがダブルのドロップキックで叫女をリング下へ。ザイヤが飯田をコーナーから落としてヨーロピアンクラッチへ。これで3カウントが入り、ザイヤが飯田をピンフォールした。
◆クイーンズ・クエスト vs 大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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葉月 |
8分55秒 |
バイパー |
○夏すみれ |
AZM● |
第2試合のキッド&ザイヤ組同様、バイパー&AZM組もクイーンズクエストの日英混成軍。しかも、バイパーとAZMの体格差が逆にこのコンビ最大の持ち味でもある。バイパーの桁外れパワーと戦略家AZMのスピーディーでトリッキーな動きが大江戸隊を困惑させるか。対する大江戸隊は葉月&夏すみれ組で出陣。ハイスピード王者の葉月はタイトル挑戦を退けたAZMを返り討ちにしようとしてくるだろう。ここに曲者・夏が加わり、トリッキーさではクイーンズクエストに引けを取らない。大江戸隊は現在もAZM取りをあきらめていないだけに、今回もまた勧誘の動きがあるのだろうか?
夏が「最初に出るから」と先発を買って出て振り返るとバイパー。夜の部のために力を温存させておきたい夏がビビって拝み倒す。バイパーが応じてAZMが出てくると夏は大きな態度に。しかし振り返るとまたもやバイパー。夏が恐る恐る手を出すとQQが襲いかかって試合開始。AZMがドロップキックで葉月に先制も、葉月がエプロン越しのフットスタンプ、顔面ウォッシュ。夏がAZMの顔面を踏みつける。AZMが葉月にドロップキックもこらえられる。葉月はAZMを踏みつけコーナーに振る。AZMがドロップキックからバイパーに託す。バイパーは大江戸隊の2人にショルダータックル。キャノンボールは葉月がかわして大江戸隊がダブルの攻撃。バイパーはこれをかわして夏をコーナーに追い込む。葉月もぶつけると2人まとめてキャノンボールの餌食にしてしまう。葉月が返すと、バイパーが担ぎ上げる。葉月がバックにまわってスリーパー。バイパーはそのままコーナーに叩きつける。突進をかわした葉月がヒザへのドロップキック。バイパーが返すと葉月はフェースロック。バイパーはそのまま持ち上げてバックドロップ。替わったAZMが夏を落としてから葉月にコルバタ。返した葉月が突進を切り返し後方にたたき落とす。AZMと葉月はエルボーの打ち合い。HZKがロープに振られるとバイパーがヘッドバット。AZMがカバーも2カウント。バイパーはAZMとファンタスティックフリップを狙う。夏がカットしバイパーを場外に送り出す。葉月がAZMにコードブレーカー。夏はAZMに「悪いクソガキにお仕置きだ」とコーナーで攻撃。バイパーがカットしAZMをカバーさせる。夏が返すとAZMにブレーンバスターホールド。バイパーのカットはAZMにもダメージが。バイパーがこんどこそとAZMとファンタスティックフリップへ。AZMは肩の上からフットスタンプを浴びせ、ダイビングフットスタンプをもう一発。しかし葉月のカットが成功。AZMは葉月を場外に落とし夏を捕まえる。ハイキックをかわした夏が突進するがバイパーがラリアット、葉月はミサイルキック。AZMが突進すると夏が「もらった!」とスモールパッケージ。これで夏が3カウントをゲット、クイーンズクエストを破った。
夏「しゃべっていいですか? 私は怒ってるんですよ。怒ってるですけど、なにに怒ってるかって…このスターダムにですよ!! なんじゃこのカード編成は!? 夜タイトルマッチやぞー! タイトルマッチの前にバイパーはやめて! お願いだから、やめて! う~ん、う~ん……。まあまあ、勝ったからね…。私も、この先もスターダムさんに使ってほしいし、勝ったから、終わりよければ、すべてよし。夜ね、夜、来てください、みなさん。このなかでどれくらいの人が夜も昼夜通しで見てくださるかわかんないですけど、ぜひね、このアンドラス、私、夏すみれ、この2人が、フリーの2人がスターダムのタッグベルトを取って、歴史を変える瞬間を見せますから! もうひとつだけいいですか? 個人的に思ったんですけど、なんかちょっとバイパー痩せましたね。恋、してるのかな? ありがとうございました」
◆大江戸隊 vs 多国籍軍 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○ゴジャ・コング |
9分51秒 |
花月● |
レベル・ケイ |
アンドラス宮城 |
花月&アンドラス宮城組vsゴジャ・コング&レベル・ケル組のタッグマッチ。花月とゴジャには3・28後楽園でおこなわれるワールド・オブ・スターダムタイトルマッチの前哨戦となる。巨漢のゴジャは、花月政権にとってある意味最大の試練か。この試合からゴジャ対策のヒントを得られるか。さらにゴジャ&レベル組は、木村花を加えたトリオで岩谷麻優&鹿島沙希&中野たむ組のアーティスト王座に挑戦する。まずは今回の初タッグで試運転。ここでインパクトを残せば、3・24新木場でのタイトル戦に向けていい弾みをつけられるだろう。
コールされた花月がゴジャの面前でベルトを誇示。ゴジャが花月を先発に指名。しかし出てきたのはアンドラス。するとレベルがリングインし試合開始。レベルがヘッドロックにとるとグラウンドから腕を取る。アンドラスが切り返し腕を捻り上げると丸め込み。レベルが返すと花月が入りロープに振ろうとする。レベルがこらえてアームホイップ、ランニングキック、エルボードロップ。替わったゴジャが花月の脚を蹴り上げる。コーナーに追い込むとボディーアタック。タッチを受けたレベルがコーナーで両肩を踏みつける。ヘアーホイップの連続で花月を叩きつけるとゴジャに交替。ゴジャが右脚を蹴り上げダウンさせる。レベルがネックブリーカー、ボディースラム。ランニングキックをかわした花月が丸め込む。レベルのスライディングをかわしてアンドラスがアシスト。アンドラスはミサイルキック。ゴジャが出てくるとショルダータックルのぶつけ合い。ゴジャはビクともせず受けて立つ。アンドラスが顔面をかきむしりドロップキック。アンドラスがバックを取るがゴジャがはね除ける。アンドラスのエルボーはゴジャには効かず。ゴジャは連打を受けて立ちロープにも振られない。アンドラスが前蹴り連打もゴジャがラリアット。レベルを呼び込みゴジャとクローズライン。アンドラスがかわしてまとめてアームホイップ、ドロップキック。ゴジャがアンドラスを抱え上げ前方に落とす。ランニングエルボードロップを食らったアンドラスはダウン。ゴジャがロープに振るとそのときにタッチした花月がスワンダイブ式ミサイルキック。返したゴジャを持ち上げると宣言。花月が持ち上げようとするがゴジャが仁王立ち。花月はブレーンバスターを予告するがゴジャが切り返す。花月はミサイルキックでゴジャを吹っ飛ばすとアンドラスと合体。コーナーに振って次々を串刺し攻撃、花月がスピアから腕固め。レベルのカットをアンドラスが阻止。花月が「こんどこそ」と持ち上げようとするがゴジャがこらえる。ゴジャがヒップドロップも花月がかわしてアンドラスとドロップキックの競演。大江戸隊がゴジャにブレーンバスターの構え。ゴジャがこらえ、まとめてぶん投げる。レベルのドロップキックからゴジャがブレーンバスター。しかしアンドラスのカットが間に合う。ゴジャは花月にラリアットで一回転させる。ゴジャは花月を起こし脚を取る。そのまま押え込むが2カウント。そして花月を抱え上げ前に落とすと3カウント。ゴジャが前哨戦を制し、花月とのタイトルマッチに弾みをつけた。ゴジャは赤いベルトを手にしてマイク。「これは私のものになる。ゴジャ・コング、一番!」
◆STARS vs クイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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渡辺桃 |
12分9秒 |
岩谷麻優 |
林下詩美 |
星輝ありさ |
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○ビー・プレストリー |
鹿島沙希● |
昼の部のメインは、STARSとクイーンズクエストが6人タッグで全面対決。アーティスト王者とゴッデス王者の対戦でもある。STARSは岩谷麻優&星輝ありさ&鹿島沙希組で、QQは渡辺桃&林下詩美&ビー・プレストリー組の編成。岩谷&鹿島には3・24新木場でのアーティスト王座戦、桃&詩美には夜の部でのゴッデス王座戦が控えている。この試合がそのまま前哨戦とはならないが、勢いをキープさせるためにも、ユニットの勝利でメインを飾りたい。
STARSから歩み寄り握手を求めるがQQは応じず、桃が先発を買って出る。STARSからは星輝が先発に。蹴りの威嚇で試合がはじまり星輝がドロップキック。星輝がパートナーを呼び込み連係で桃を攻める。トリプルドロップキックは桃がかわし、QQが合体。星輝をコーナーに追い込むと次々と串刺し攻撃を仕掛けていく。星輝が返すと桃がサッカーボールキック。プレストリーが星輝を自軍コーナーで捕獲、サーフボードストレッチ、のど元を踏みつけて威嚇する。詩美が星輝にキャメルクラッチ。そこへ桃とプレストリーが左右からのキックを交互に打っていく。詩美がダッシュすると星輝がミドルキック。鹿島が詩美を攻撃しようとするとQQが乱入。しかし鹿島がプレストリーと桃にフェースクラッシャー。詩美をダブルアームで桃の上に投下する。鹿島が詩美にスープレックスホールド。岩谷が詩美をかいくぐりコルバタ、ドロップキック。5分経過。桃が岩谷にミドルキックを連打、串刺しドロップキックも連発させる。岩谷が返すとブレーンバスター狙いを切り返しスリングブレイド。星輝が桃に串刺しダブルニーアタック。右ヒザをロープにかけると、そこへダブルニーアタックを放つ。星輝はエルボー連打、しかし詩美が割って入りショルダータックル。桃と詩美が星輝を前方に叩きつける。星輝が返すと、桃がBドライバーの構え、詩美がコーナーに上がるがカットされる。星輝が桃にエルボー連打。桃もやり返しエルボーの打ち合いになる。桃がカウンターのミドルキック。星輝がキックをかわすが桃が低空のハイキックでダウンさせる。プレストリーが星輝にタッチをさせず、フェイントをかけてバックドロップ。星輝が至近距離からニーアタック。桃がカットするがSTARSがQQを分断。星輝はコーナーから蹴りにいくがプレストリーがかわす。鹿島がプレストリーの顔面を岩谷と蹴っていく。乱戦から岩谷が桃にアームホイップ。鹿島と岩谷が次々ドロップキック、プレストリーには挟み撃ち。鹿島がダイビングフットスタンプをプレストリーに見舞う。返したプレストリーにマイ・エンブレム。しかし桃のカットがなんとか間に合う。鹿島がプレストリーを丸め込むがこれも桃がカット。詩美、桃の連係からプレストリーがキックも鹿島がなんとか肩を上げる。10分経過。プレストリーが持ち上げるも鹿島が切り返す。桃のハイキックからプレストリーがジャパニーズオーシャン で鹿島を叩きつける。これが決まると鹿島が返せず、QQの勝利となった。
桃「ハイ、今日勝ったのはクイーンズクエストだ! まあ、勝ったのはビーですけど。自分たちの、自分と詩美の勢い、今回でわかったと思うので、夜につなげて、夜はゴッデス。必ず私たちがあのバケモノタッグから防衛したいと思います。みなさん夜も来てください。じゃあ、ビー」
プレストリー「ハイ、締め? OK。大阪! イタイ、イタイ。Bow down to the queensってやるんだよね」
桃「いまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」
QQのコメント
桃「ビーが勝ってくれたので、昼のこの勢いがあったら夜も私たちは必ず防衛できると思うので、みなさん夜も見に来ていただきたいなと思います」
詩美「今回ビーが決めてくれたので、夜は自分と桃さんで大江戸隊の妖怪コンビをしっかり退治したいと思います」
プレストリー「大江戸隊だろうとSTARSだろうとJANだろうと、誰がかかってきてもクイーンズクエストがベストであることに変わりないわ」