Shining Summer 2019
7月14日(日)新木場1stRING(観衆345人=札止)
試合結果
◆クイーンズ・クエスト vs TCS タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○ボビー・タイラー |
5分30秒 |
小野崎玲皇● |
ルアカ |
妃南 |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ゾーイ・ルーカス |
6分36秒 |
飯田沙耶 |
◆STARS vs 大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○鹿島沙希 |
10分36秒 |
刀羅ナツコ |
中野たむ |
夏すみれ● |
◆STARS vs クイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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渡辺桃 |
11分2秒 |
岩谷麻優 |
林下詩美 |
星輝ありさ |
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○AZM |
スターライト・キッド● |
◆TCS vs 大江戸隊 8人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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花月 |
13分31秒 |
木村花 |
葉月 |
ジャングル叫女● |
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○アンドラス宮城 |
小波 |
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ジェイミー・ヘイター |
DEATH山さん。 |
試合詳細リポート
◆クイーンズ・クエスト vs TCS タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○ボビー・タイラー |
5分30秒 |
小野崎玲皇● |
ルアカ |
妃南 |
クイーンズクエストvsトーキョーサイバースクワッドのタッグマッチ。妃南とルアカは連日の対戦。7・13新木場ではルアカがフィシャーマンで勝利したが…。
妃南とルアカが先発で試合開始。ロックアップでの力比べから妃南がエルボーを連打。ルアカも打ち返しショルダータックルで妃南を吹っ飛ばす。ボディースラムで叩きつけるとタイラーと交代。タイラーは妃南にストンピングの連打を浴びせ自軍コーナーで首を攻撃。さらにヘッドロックから妃南の額をマットに叩きつける。ルアカが入ると妃南はドロップキックから払い腰。逆さ押さえ込みにいくが2カウント。小野崎がルアカにエルボーの連打。ルアカが返すと、小野崎は串刺しエルボーアタック。小野崎が突進するとエプロンでタイラーが蹴り上げる。それでも小野崎はルアカをかわして丸め込む。ルアカはカウンターのボディーアタックで小野崎の動きを止める。タイラーが小野崎にエルボー連打からトラースキック。小野崎が返すと、タイラーがハイキック。小野崎がかわし妃南のアシストからタイラーを丸め込む。返したタイラーはボディーアタック。二段蹴りを見舞うと小野崎が返せず3カウントが入った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ゾーイ・ルーカス |
6分36秒 |
飯田沙耶 |
飯田が握手を求めるがルーカスは首を振って拒否。ルーカスが手を上げて飯田を誘う。届かない飯田は足を踏みつけて手四つに持っていく。飯田はルーカスの腕を取るがヘッドロックに極められる。ルーカスが腕を取りながら飯田を挑発。腕の取り合いからルーカスがグラウンドに持ち込む。ルーカスはフロントネックロックにいくが飯田が取り返す。切り返したルーカスに飯田が腕を取る。ルーカスが取り返すと飯田はエルボー連打。飯田の突進を読んでいたルーカスが足をすくうと左ヒザへのレッグドロップ。さらにヒザをロープに固定して締め上げる。串刺しスピンキックからロープにジャンプしその反動で飯田のヒザにダメージを与えていく。飯田が向かっていくがルーカスがエルボーのお返し。ルーカスはブレーンバスターを放つが2カウント。飯田のエルボー連打をルーカスが受けて立つ。飯田はドロップキックからボディースラム。ルーカスが返すが何度もカバー。5分経過。ルーカスがカウンターのキックから蹴りを連発。飯田が返すと、ルーカスが持ち上げる。こらえた飯田がスモールパッケージから逆さ押さえ込み。飯田橋にいくがルーカスが返してみせる。飯田のダッシュをルーカスが止める。抱え上げるとマットに叩きつけてから蹴り上げる。返した飯田にルーカスはスタンディングのレッグドロップ。飯田が返せずルーカスが3カウントをゲットした。
◆STARS vs 大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○鹿島沙希 |
10分36秒 |
刀羅ナツコ |
中野たむ |
夏すみれ● |
STARSのアーティスト・オブ・スターダム王者、鹿島沙希&中野たむが大江戸隊の刀羅ナツコ&夏すみれ組と対戦。7・20大阪で夏がアーティスト王座に挑戦するため、この試合はタイトルマッチの前哨戦でもある。
夏は中野のP様を亀甲縛りした“人質”として持参。ロープにぶら下げて見せしめにする。中野が入場すると夏はP様を隠してしまう。しかしコール時には手に持ってポーズをとり、再びロープにぶら下げる。中野は「それP様ですよね?返してもらっていいですか?」とアピール。夏は「捨ててあった」と主張。夏は「ベルトと交換しようよ」と要求。中野が拒否すると客席に投げてしまう。中野が向かっていくとゴングが打ち鳴らされ試合開始。中野は夏を自軍コーナーに追い込んで問い詰める。鹿島は「オマエはすぐ人のものを盗るよな!」と言ってストンピングの連打。鹿島がダッシュするとリング下からナツコが足を引く。夏は「2人ともうるせえんだよ!」と言い放つと鹿島をコーナーに追い込みブロンコバスターの餌食にしてみせる。ナツコが鹿島の顔面をトップロープにこすりつける。背後からドロップキックを放つが鹿島1カウントで返す。ナツコはヘアーホイップの連続からボディースラム。鹿島が返すと、ラリアットをかいくぐりコルバタへ。中野がサッカーボールキックでつづきドラゴンスリーパーの体勢へ。そこへ夏が乱入するが中野は2人をかいくぐりナツコにドラゴンスリーパー。カットしようとした夏もまとめてリバースDDT。側転ニードロップも放つがナツコがクリアー。ナツコは蹴り足をつかんで噛みつき攻撃。ナツコがエルボーにいくと中野も応戦。ナツコがスパインバスあーからヘッドシザーズ。しかし鹿島がカットに成功。ナツコは夏と合体しダブルのエルボー、ナツコがセントーン。中野が返すと、ナツコはネックハンギングの構えでコーナーに追い込む。串刺しエルボーからカミカゼ狙い。中野が切り返し打撃の応酬。中野がスピンキックでナツコをダウンさせる。夏が入り中野にストンピングの嵐。怒った鹿島が夏を場外に送り出すとナツコにドロップキック、フェースクラッシャー。鹿島は夏からP様を投げられるととっさにキャッチ、そこをナツコがスピア。夏がビッグブーツを鹿島にヒットさせる。鹿島が夏にスープレックス、中野がダイビングダブルニードロップでつづく。鹿島もダイビングフットスタンプを放つが2カウント。夏が鹿島にバックブリーカー、ナツコがギロチンを投下。夏がブレーンバスターホールドも2カウント。夏は鹿島を引き起こして妖乱狙い。中野がカットするがSTARSのキックが同士討ち。夏がまとめてネックブリーカー。鹿島の突進を夏がキャッチし股間をヒザに打ち付ける。丸め込んだ夏だが鹿島が返す。夏のビッグブーツをかわして鹿島が「なめんじゃねえ!」と叫び、起死回生。これで3カウントが入り、STARSの勝利となった。試合後、夏はP様で中野に殴りかかった。
鹿島「夏! オマエの反則はな、オマエいつも反則するよな。それはもうわかってんだよ、こっちは。でもな、急所はやめろ! 急所は! アーティストのタイトルマッチ、オマエの思い通りにはさせないから。絶対防衛するから!」
夏「一言だけ言うわ。ふつうこういうの挑戦者あまり言う台詞じゃないけどな。オマエ、エディオンまでに急所鍛えて待っとけ、コラ!」
中野は「返せ!」と大江戸隊を追いかけるが夏はP様を持ったまま退場した。
◆STARS vs クイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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渡辺桃 |
11分2秒 |
岩谷麻優 |
林下詩美 |
星輝ありさ |
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○AZM |
スターライト・キッド● |
岩谷麻優&星輝ありさ&スターライト・キッドのSTARSと渡辺桃&林下詩美&AZMのクイーンズクエストが6人タッグで激突。
キッドとAZMが先発に名乗り、ドロップキックの打ち合いからキッドがモルタル。AZMが飛びつくとキッドが逃れてドロップキック。STARSが飛び込みQQを分断、AZMを捕まえると次々と串刺し攻撃を浴びせていく。キッドは阿澄に鎌固め。岩谷は詩美にパロスペシャル、星輝が桃にサーフボードストレッチ。星輝がAZMに串刺しアタックからダブルニードロップ、サッカーボールキックを連打で浴びせる。岩谷がAZMにボディースラム、フットスタンプ、ボディープレス。さらに逆エビ固めを極めるとSTARSがQQを分断しカットに入らせない。AZMがこらえきると、岩谷は串刺しドロップキック。2発目狙いはAZMがトリッキーな動きでコルバタ式に岩谷の頭部をコーナーに叩きつける。詩美はキッドを抱え上げて岩谷の上に投下しまとめてエルボードロップ。桃が詩美と合体し岩谷をマットに叩きつける。桃が岩谷にサッカーボールキック、ミドルキックの連打。岩谷が突進すると桃が切り返す。切り返し合戦から岩谷がドロップキック。岩谷は桃に飛びついて回転エビ固め。星輝が桃へコーナーからのハイキック。ミドルキックの応酬から星輝が連打。星輝が突進するとAZMがドロップキックでカットし桃が蒼魔刀。星輝が返すと桃がスリーパーホールド。胴締めに移行するが岩谷が救出。桃が星輝へBドライバー。返した星輝が回転エビ固め。桃が突進するが星輝がニーアタック。両者ダウンしパートナーとタッチ。キッドとAZMがドロップキックを打ち合う。AZMはブレーンバスターもキッドが返す。キッドが619からその場飛びムーンサルト。AZMがエルボーを打つとキッドもやり返す。AZMのダッシュを星輝がニーアタックでカット。キッドがAZMにフィッシャーマン。星輝と岩谷がAZMにトラースキック。キッドがセカンドからムーンサルトプレス。10分経過。キッドがコーナーに上がると詩美がデッドリードライブ、桃が蹴り上げAZMがダイビングフットスタンプ。キッドが返すと、QQがトリオでドロップキック。AZMがキッドを捕まえるが丸め込まれる。AZMがミスティカ式のワキ固め。キッドがタップし、AZMの勝利となった。
◆TCS vs 大江戸隊 8人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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花月 |
13分31秒 |
木村花 |
葉月 |
ジャングル叫女● |
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○アンドラス宮城 |
小波 |
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ジェイミー・ヘイター |
DEATH山さん。 |
トーキョーサイバースクワッドの木村花&ジャングル叫女&小波&DEATH山さん。組が大江戸隊の花月&葉月&アンドラス宮城&ジェイミー・ヘイター組と8人タッグで全面対決。6・16後楽園でのアーティスト王座戦では花が花月から直接勝利。しかし花組は1週間後の6・23松江でSTARSに敗れベルトを失った。ユニット無冠の両軍が今大会のメインでなにかしらの行動を起こすのか?
コール終了とともに大江戸隊が襲いかかり場外戦で試合がスタート。18カウントで花が花月をリングに戻す。TCSが総出で花月を攻撃。花は花月を片足で踏みつける。小波が花月にストンピングの連打。つづけてTCSが全員で踏みつける。小波は花月にサッカーボールキック。デスヤマが花月にキャメルクラッチ。この体勢から花月の指をデスヤマポーズにしてしまう。叫女が花月にボディースラム、ジャイアントスイング13回転。花がふらふらの花月にストンピング。花月が向かっていくが花がビッグブーツ。花月はミサイルキックもTCSがタッチをさせず。花と叫女が花月にクローズライン。5分経過。葉月がスワンダイブ式ミサイルキックで花月を救出、ヘイターが花に打撃の連打、ブレーンバスターでコーナーに叩きつけると串刺しダブルニーアタックからバックブリーカー。花が返すと、カウンターでドロップキック。デスヤマが葉月の二段蹴りをかわしてハイスピードな攻防を展開。葉月はカウンターでコードブレイカー。小波が花月にスライディングキック、飛びつき腕十字。花月が切り返し腕を取る。小波がエスケープすると、花のアシストから小波が丸め込む。叫女のラリアットから再び小波が花月を丸め込む。小波は花月の腕を取るが葉月がカット。大江戸隊が小波を連続串刺し攻撃。花月が小波にえびす落としもTCSがカットに成功。花月が小波にもう一度えびす落とし。コーナーに上がるが大江戸コースターをかわされる。小波がトライアングルにいこうとするがカットされる。叫女と葉月が打撃戦を展開。叫女は強引に葉月を場外に落としてみせる。リング内では花月と小波がダウン。アンドラスと叫女がショルダータックルをぶつけ合う。叫女のラリアットをアンドラスがかわすとDDT。アンドラスが叫女をトップロープに乗せてスイングネックブリーカー。アンドラスは叫女をスリーパーに捕らえるがエスケープされる。叫女はアンドラスの突進をかわして突進。こんどはアンドラスがかわしてトップロープで担ぎ上げる。パイルドライバーの体勢をデスヤマがカットし雪崩式スープレックスでアンドラスを叩きつける。花がアンドラスをキャッチし叫女がラリアット。叫女はアンドラスにボディースラム、ダイビングボディープレス。アンドラスを引き起こすとハンマースローを狙う。花と小波が振られたアンドラスにビッグブーツもかわされ叫女に誤爆。アンドラスは旋回式のツームストーンパイルドライバー。叫女が返せずアンドラスが3カウントを奪った。
花「ちょちょちょちょ、ちょっと待って。負けました! まあでも、ドドリアじゃなくて、ジャングルが負けたからしょうがない。今日の負けよりも、悔しいことがある! 3大ビッグマッチ、花ちゃん一個もタイトルマッチがない。こんなにベルトが似合う女なのに、私以外ないよ。ね、そうだよね?そうだよね? あ、いいこと思いついた。小川おじたん、名古屋国際会議場、ゾーイと私とボビーで、アーティスト、タイトルマッチにしてよ! おねがーい、おねがーい。おねがーい。こんなにお願いしてんのに…」
王者チームが登場しリングサイドへ。
中野「いや、私たちは王者として、誰の挑戦でも受けたいし、どんどん更新していきたいので記録を。私たちは誰の挑戦でも受けますよ。守り抜いたらアナタたちとやりますから」
花「ありがとう。ありがとう。なんか裏と違って先輩風吹かせてくれないでありがとう。ちょっと怖いんだけど。ま、明日、名古屋国際会議場頑張ろうね。オーゲロ隊、私たちがもし名古屋で勝ったら、オマエらのタイトルマッチ、ねえから!」
TCSが退場。
花月「ふざけんなよオマエら! 好きなこと言いやがって。エディオンどうすんだよ。3桁は売ってんだぞ。じゃあ、エディオン、もし、もし明日、なんかタイトル、STARSが取られてなくなったら、花月シート全部キャンセルします。それくらい言っといていいですよ。ストライキだよな。ドタキャンするぜ、こっちも。いまのアーティスト? ウチらのなかでは花月様と岩谷のライン、夏さんとドンキのライン、あんちゃんとパンダの ラインができてんだよ。オマエらも見たいだろ、それを大阪で。頼むから名古屋国際だけはSTARSを応援しよう、みんなで。あともうひとつ、木村花に言いたいことがある。裏で聞いてろ。ベルトがなくても光るヤツは光れるんだよ。それを木村花が証明できるんじゃないですか。まあいいよ、明日を楽しみに待っていてください。あんちゃん、今日はあんちゃんが勝ったんで締めてください」
アンドラス「あの締めで終わらせるぞ。じゃあ、我らが最高で最悪なオーエドターイ!」
大江戸隊のコメント
花月「あんちゃんが勝ったぜ!」
アンドラス「決めてやったぜ、最高なパイルドライバーをだー」
花月「素晴らしいね、あんちゃんのパイルドライバーは一級品だね、ホント」
アンドラス「だろう。誰でもみんなかかってこいよ、このパイルドライバーで、ポーンと落としてやるからな」
花月「ジャングル叫女の首がちょっと縮まったんじゃねえのか。なんだアーティスト? 横入りもすぎるでしょ。名古屋国際だけはSTARS応援するからな。しょうがない。セコンド付くかもしれないからな、名古屋は」
ナツコ「クソパンダ持っていきます、そしたら。亀甲パンダ」
夏「ドMパンダだ」
花月「まあいいよ。明日名古屋やって、そしてエディオン大会、私たちがボイコットするかしないかは…誰しだいだ?」
全員「STARSしだい」
花月「STARSしだいってことで、よろしくお願いします。じゃあ名古屋行って、パーッといっぱい飲みましょう」
アンドラス「じゃあな!」