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MATCH REPORTS
2025.04.29

『STARDOM Golden Week Fight Tour 2025 in FUKUYAMA』

タッグマッチ

1614

小波:トライアングルランサー

MATCH REPORT

H.A.T.E.の小波&梨杏組とコズミックエンジェルズの安納サオリ&さくらあや組がタッグマッチで対戦。小波には地元凱旋試合でもある。また、この試合はある意味で4・27横浜アリーナの余韻が残るなかでの代理戦争とも言えそうだ。中野たむを引退させた上谷沙弥のH.A.T.E.と、中野引退により新たなるスタートが求められるコズエン。両軍の闘いはこれからも続いていく。
さくらが先発に名乗りを挙げ、小波と対峙する。小波がグラウンドでコントロール、腕を取られたさくらがエスケープ。探り合いから、さくらがローキックで威嚇。さくらの突進に小波がミドルキック。小波のサッカーボールキックを受けたさくらがお返し。小波はお返しと見せかけ別の角度から蹴りを入れる。安納がエプロンから小波を羽交い絞めにするが、吏南がさくらを場外に出して攻撃。場外戦となり、小波が安納を客席に叩きつける。吏南もさくらを客席に叩きつけると、小波が安納の首を絞める。小波が18カウントでさくらを戻し、ロープに固定して吏南と合体。小波はさくらにストンピング連打、サーフボードストレッチ。さくらがエスケープすると、替わった吏南がヘアーホイップの連続。「このクソチャンピオンが!」と挑発し、顔面を踏みつける。さらにボディースラムで叩きつけるが、さくらの肩が上がる。さくらがエルボー連打で向かっていくも、吏南がビッグブーツ一発で吹っ飛ばす。さくらはミドルキック連打、吏南がこらえてカウンターのビッグブーツ。さくらはカウンターでミドルキックをぶち込む。安納が吏南にインディアンデスロック、カットに入った小波をフィッシャーマンで叩きつける。安納の突進に吏南が払い腰、ビッグブーツ、ドロップキック、STO。安納が突進をかわすが、吏南のドロップキックを食らう。吏南は、安納とのエルボー合戦を挑む。安納の突進に、吏南は「このバカヤロー!」と、ビッグブーツからムチで殴打。さらにノーザンライトで叩きつけるが、2カウント。小波が安納にニーアタック、スライディングキック。フィッシャーマンを安納が切り返すが、小波が飛びつき腕十字。吏南はカットさせずに、さくらへ卍固め。小波が腕固めも、安納がエスケープ。小波はコーナーに上がるが、さくらが止めて安納がフィッシャーマン、極楽固め。しかし、吏南がカットする。10分経過。小波と安納がエルボーの応酬。小波が顔面をかきむしる。安納は延髄斬り、小波がジャーマン。安納もやり返すが、小波がミドルキック。両者ダウン状態。さくらが小波に回し蹴り、ドロップキック。小波が返すと、吏南が乱入して安納にカットさせず。小波がさくらをかわし、吏南と小波で串刺し攻撃、吏南が振って小波がミドルキック。さくらが返すと2人をかいくぐり、安納がミサイルキック。さくらが場外にプランチャで飛ぶ。小波が戻され、さくらがダイビングニーアタック。返されると三角絞めへ。小波がエスケープすると、さくらの突進にミドルキック、ジャーマン。しかし、安納のカットが間に合う。小波がスプレー噴射の構え。さくらがかいくぐるが吏南が安納にビッグブーツ、小波と吏南が2方向からミサイルキックの競演。しかし、さくらが小波のカバーを返す。15分経過。小波のトライアングルランサー狙いをさくらが丸め込み。返されるとキックのコンビネーション。しかし、小波がジャーマン、ハイキック、バズソーキック。ダウンのさくらを引き起こし、小波がトライアングルランサーへ。吏南が安納にカットさせず、さくらがギブアップ、小波が地元でのメインを勝利で飾ってみせた。
小波「久しぶりだな福山! 1年ぶり。スターダムがまた、福山に帰ってきたぞ。私は、世界中どこよりも、世界で一番福山が大好きだ。おい、さくら。テメエはなんか、私のことを言ってたようだけど、威勢がいいのは口だけか? まあ今日は、オマエのそのかよわい、かわいいお顔が真っ黒にされなかったことをありがたく思えよ。ああ、なんかこの前の横アリからスターダムが大変なことになってるって噂されてるみたいだけど、ハハハ、何も心配することないよ。私たちだって考えてることがたくさんある。だから、オマエらは安心して、これからもスターダムを見てろよ。スターダムは、H.A.T.E.がもっともっとメチャクチャにしてやるよ。スターダム、ジ・エンド!」