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MATCH REPORTS
2025.01.13

NEW YEAR STARS 2025 in KORAKUEN

ハイスピード選手権試合

王者

VS

挑戦者

星来芽依:2‐1

※第27代王者が4度目の防衛に成功
①○星来(0分35秒、流れ星)鹿島●
②●星来(3分10秒、体固め)鹿島○
③○星来(1分23秒、エビ固め)鹿島●

MATCH REPORT

この試合からハイスピード王座戦のルールが変更。試合は10分3本勝負で、場外は10カウント。制限時間終了時点で同スコアの場合は王者の防衛となる。その他は通常のプロレスルールに則っておこなわれる。この試合は、鹿島沙希がハイスピードバトルロイヤルで勝利したことから星来芽依に挑戦表明。と言っても、過去のいきさつから王者には直接申し出ることなく挑戦をアピールし、実現の運びとなった。が、この試合から前述のように新ルールを採用。鹿島は調印式で「このルールを考えた人はバカ」と不満の意を表していた。2度目の戴冠をめざす鹿島だが、このルールがどんな影響を与えるか。もちろん、ハイスピード戦線を牽引する王者・星来にとっても見たことのない新風景。いったいどんな闘いが展開されるのか?
ゴングが打ち鳴らされるとともに、「よろしくお願いします」と鹿島が手を差し出す。星来のドロップキックを鹿島がかわし、起死回生を狙うが、星来が流れ星、一本を先取した。2本目がスタートも、鹿島はリング下。星来が追いかけると、鹿島が戻って「時間稼ぎしてんじゃねえよ」とクレーム。星来が戻ると丸め込み。鹿島が返すと、星来がセカンドからミサイルキック。星来のブレーンバスターを鹿島が切り返してコルバタから腕十字。 星来がエスケープしてエルボーの打ち合い。鹿島が昇竜拳からビッグブーツ。しかし、星来が上からカバー。返した鹿島がハイキック、掌底、ダブルアーム式フェースバスター。ギリギリで星来が返すと、鹿島は超激アツでフォールを奪った。3本目、鹿島が蹴りの連打からダブルアームの体勢。星来が切り返し、トラースキック連打。鹿島がカウンターでビッグブーツ、起死回生。星来が返すとカウンターのローリングソバット、ドロップキック。鹿島が返すと、星来が持ち上げてボム狙い。鹿島が切り返すが、星来がもう一度トライしてさよなら✌のボムで叩きつける。鹿島が返せず、星来が防衛に成功した。 星来「沙希超え、成功したぞ! 今日で鹿島沙希というトラウマ、芽依の中でのトラウマを克服できた気がする」
鹿島「チャンピオンから、1本取ったんだからチャンピオンにさせてよ…」
星来「じゃあさ、近づき…あ、近づきじゃねえや、近々、またこのベルト懸けて試合しようよ」
鹿島が手を差し出すと、星来は警戒しながらも応じてみせる。
鹿島「ハイスピードのタイトルマッチは、ちょっとしばらくいいや」
鹿島が退場。
星来「この新ルール、これからちょっと、まあ、いろんな選手、ハイスピードじゃない選手もこのルールだといい試合できるんじゃないかなって思ってるんで、これから芽依に期待しててください。よろしくお願いします」