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MATCH REPORTS
2025.03.03

『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Mar.』

アーティスト・オブ・スターダム選手権試合

1950

AZM:ヌメロ・ウノ

※第34代王者組が初防衛に成功

MATCH REPORT

ネオジェネシスのスターライト・キッド&AZM&天咲光由組がアーティスト・オブ・スターダム王座初防衛戦。挑戦者はAZMを破り名乗りを挙げたレディ・C&稲葉ともか&八神蘭奈組のゴッズアイだ。レディは朱里や鹿島沙希に頼らず、あえてリーダー格となることで、ベルト奪取への意気込みを示した。その思いが届くか否か。元クイーンズクエストのAZMと天咲光由にとっても、レディとのタイトル戦は望むところ。天咲には元QQの妃南に敗れフューチャー・オブ・スターダム王座を失ったあとだけに、出直しのタイトルマッチでもある。
レディがパートナーを抱き寄せ先発に名乗り、AZMと対峙する。スタートと同時にレディがエルボー連打、AZMをかわし視殺戦。AZMが蹴りを入れて突進すると八神とともかが介入しトリプルドロップキック。ジャイアントスイングを狙うと、AZMが回避しロープに追い込んで踏みつける。さらに中央に持ってきてサッカーボールキック。キッドがレディをコーナーに追い込みチョップとエルボー連打、ロープに固定すると背中にドロップキック、ドロップキック。レディが返してキッドにエルボー連打、キッドが受けて立ちドロップキック。天咲がレディをコーナーに叩きつけ串刺しエルボーアタックからドロップキック。レディが返すと、天咲へエルボー、ビッグブーツ、ショルダータックル。八神が天咲へドロップキック。AZMが乱入するが、八神はまとめて串刺しジャンピングミドルキック、AZMにサッカーボールキック。八神と天咲がエルボーの応酬。天咲にDDTをさせずに八神が蹴り上げる。さらにPKも決めるが2カウント。八神は天咲の首を取る、天咲が切り返してDDT。キッドが八神にダイビングボディーアタック、その場跳びムーンサルトプレス。しかし、八神がやらせずにゼロ戦キック。ともかがキッドに二段蹴り。2発目をキッドがかわしてドロップキック。その場跳びムーンサルトをともかの右足に放つ。キッドのストレッチマフラーをともかが切り返す。キッドも切り返してストレッチマフラーにいくがエスケープを許す。ともかのハイキックをキッドがかわしネオジェネが連係攻撃、キッドがフィッシャーマン。キッドは旋回式ダイビングボディープレスも、ともかがかわして突進。キッドが蹴り足をつかみドラゴンスクリューからストレッチマフフラー。ともかが抜け出し、キッドの突進を捕まえ顔面にニー、フェースロック。10分経過。しかしネオジェネがカットする。ともかは「決めるぞ!」と叫んでフェースバスター。しかし、キッドの肩が上がる。ともかが一撃必殺!ともか蹴りを狙うが、キッドがエルボー、ドロップキック。AZMとレディが蹴りのかわし合いからレディがクロスボディーをキャッチ、ジャイアントスイング15回転。レディはAZMに突進もかわされネオジェネの串刺し攻撃を食らう。キッドがレディを捕まえ、AZMがミサイルキック。レディが返すと、AZMはワキ固め。レディが切り返すとAZMが飛びつく。レディが止めて八神とともかがキックの挟み撃ち。AZMが返すと、レディがバックを取る。AZMがこらえてトラースキック。キッドがドロップキック、天咲がスイングDDT、AZMがダイビングフットスタンプ、しかしゴッズアイがカット成功。15分経過。AZMがバズソーにいくがレディがかわす。しかしAZMが腕を取って締め上げる。AZMが「終わり!」とバズソーも1カウント。レディがカウンターでビッグブーツを叩き込むが、自身もダウン。AZMが先に立ちあがり、突進。レディが止めてチョークスラム。しかし、天咲がカットする。混戦からレディがキッドにロープから飛ばさせず高角度チョークスラム。レディはAZMに串刺しビッグブーツ、コーナーに乗せてチョークスラム狙い。AZMが丸め込むがレディが返す。AZMがあずみ寿司もレディが上になる。ギリギリでAZMが返すと、レディのラリアットをAZMが蹴り上げる。ともかのアシストからレディがカバー。しかしAZMが返してみせる。レディがAZMを引き起こしカナディアンの体勢。AZMがヌメロ・ウノ。しかし八神がカットする。天咲が八神を場外に送り出しプランチャ、AZMがさらに腕を締め上げ、レディにエスケープさせず中央へ持っていく。さらに締め上げるとレディがついにギブアップ、AZMの勝利となった。
AZM「おい、ゴッズアイ、ちょっと待て、コラ。レディ、試合中のレディへの歓声聞こえた? ねえ、みーんなレディのこと応援してたよ。ねえ! (レディコールに)まあ、今日勝ったのはAZMパイセンだけどなあ!もともとね、同じ仲間で一緒に成長できなかったのは悔しいけど、レディ、カッコいいね。でも、でもでもでもでも、オマエがスターダム引っ張るとか言ってたけど、まだまだそんなんじゃ。もう一回、自分自身を見つめ直せ」
キッド「この声援とAZMの言葉に甘えるんじゃねえよ。オマエら、今回本気でがむしゃらに取りに来るべきだったんじゃねえの? 私は、認めてないから」
天咲「私はまだ完璧じゃないし、粗削りなところもあるけど、一生懸命がんばって、このベルト巻いてる。だから、また待ってるよ」
レディ「絶対、絶対あきらめないから! 絶対取りにいくから待ってろよ!」
AZM「私たち3人が、初防衛に成功しました! ネオジェネコールほしいよね。ありがとうございます。ネオジェネシス、アーティスト防衛戦、月イチでやりたいなと思っているので、これからもネオジェネシスをよろしくー!」

AZM「防衛に成功しました! キッドも私たちも思ってたんですけど、あっちはもっと試合前からがむしゃらに来てほしかったし、今日レディ・Cと闘って、後楽園全員がレディ・Cに期待してたし応援してた。でもみんな応援してたけどみんなオマエにムズムズ、ムズムズしてんだよ。だからリング上でも言ったけど、レディだけじゃねえからな。ともか、八神、オマエら自分自身をちゃんと見つめ直せよ。わかったか、おい」
キッド「さすがのお言葉ということで、せっかく自分たちで作ったチャンス、スターダム背負うとか言ってる前にまだまだやるべきこととか自分のポジションとか、把握できてないんだなって思いました。もっとがむしゃらに来るべきだったと私は思うし、もっとこのベルトに若手が食いついてきてもいいんじゃないかって言ったけど、そういうことじゃない。もっと来てほしかった。だから次はもっと強欲な若手を私は待ちたいと思ってますけど」
天咲「私も2人の言葉を聞いて、私もなんか当てはまるところがあって刺さった。でも私はね、このベルト巻くまですごいがむしゃらにやって、やっと巻けたベルトなので、そう簡単には手放す気ないですから」
AZM「最多防衛記録もしたいしね」
キッド「月イチでやりたいし」
AZM「月イチでやるつもりなんで、これからもネオジェネシスをよろしくー!」

レディ「ごめん。私が引っ張ると言ったのに、すごい2人に助けてもらった。でも、こんなんじゃあきらめきれないから、また2人と挑戦したい」
八神「今日、やっぱネオジェネに言われたことはそうかもしれない。でもウチら本気でもっともっと練習して、絶対に再挑戦したいし、ここ3人全員シンデレラ出るから、絶対決勝で会いましょう」
ともか「今日は3人に完敗してしまいましたけど、私はアーティストあきらめないし、とくにキッド。私はオマエのところまで追いつくから、絶対に追いついてやるから。クソー」
レディ「今日、超満員の後楽園ホール、すっごいたくさんの人の声援が聞こえて、すっごく力になりました、ありがとうございました。確かに、まだ私たち足りないところあるかもしれない。でも、もっともっとがむしゃらになって、また挑戦しにいくから、AZMさん、絶対ベルト守っててください。また、次は必ずAZMさんからスリー取ります。お願いします!」