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MATCH REPORTS
2025.01.23

スターダム旗揚げ14周年記念 新春ユニット対抗リーグ戦 決勝戦

スペシャルタッグマッチ

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朱里:片エビ固め

MATCH REPORT

STARSの岩谷麻優&羽南組とゴッズアイの朱里&鹿島沙希組がタッグマッチで対戦。2011年スターダム旗揚げ戦、ところも同じ新木場1st RINGのセミファイナルでデビューした岩谷には、団体と同じく14周年記念試合となる。スターダムを初期から支える鹿島との対戦もいつもとは一味違う闘いになりそうだ。また、飯田沙耶とのwing☆goriでゴッデス・オブ・スターダム王座を獲得した羽南には岩谷とのアイコンタクト復活にもなる。そして、岩谷、羽南、鹿島にとって新木場1st RINGはデビューの場所でもある。
岩谷はいつもより多く5本のリストバンドを客席に投げ入れる。岩谷と鹿島が先発。ゴングが打ち鳴らされ、両者ゆっくりとリング中央へ、鹿島がど突いてマイク。「まずは14周年おめでとう。私は数年前、ここでオマエを裏切って別々の道を歩くことを決めたけど、その選択に一度も後悔したことないし、いますごく楽しいし、オマエと別々になったことになにも悔いはないよ」岩谷は「ハイ、新木場のみなさんこんばんは! これ試合中ですよね? 14周年おめでとう、悔いはないってなんのマイク? 鮮明におぼえてるよ。裏切られて新木場で、その前日に大晦日2人で屋台に行ったよね。たこ焼き食べたよね、一緒に。沙希ちゃんが一番の親友だったし、裏切ったとことは許せないけど、沙希ちゃんと14周年で試合できることうれしくなってるから。鹿島沙希も幻の1・5期生だから、鹿島沙希にもおめでとうって言ってあげて」。鹿島が涙も、「うるせえよ。黙れよ、オマエら。昔みたいに初詣行こうと言えないけど、そんなことできないのわかってるけど、今日は新木場で正々堂々やり合おうよ」岩谷は「正々堂々と、正々堂々とお願いします」。レフェリーは「(試合)始まってるから」。「お願いします」と岩谷が握手を求めると、鹿島が「そんなわけねえだろ!」と起死回生。返されるが「そんなわけねえだろ!」と襲い掛かる。エルボーの打ち合いから岩谷が鹿島を倒して横腹を蹴りまくる。岩谷がロープに振ってドロップキック。羽南が鹿島に滞空時間の長いボディースラム。鹿島がタッチを求めるが、羽南は許さず鎌固め。そこに岩谷がドロップキック。朱里がカバーをサッカーボールキックでカットする。羽南は「まだ行かせないよ!」と鹿島にタッチさせず、腹部を踏みつける。羽南の突進に鹿島がビッグブーツ。朱里がタッチを受けて、羽南にサッカーボールキック連打。岩谷が鹿島にドロップキックも、朱里がカット。朱里と鹿島が合体を試みるが、岩谷がまとめてアームホイップ。岩谷と羽南がドロップキックの競演。10分経過。鹿島が岩谷に昇竜拳。朱里が岩谷にドロップキック、串刺しニー、フロントネックチャンスリー。岩谷のキックを朱里がブロックし、「テメエも食らえ!」とサッカーボールキック。PKを岩谷がかわし、ミドルキックが交錯。朱里がニー連打、岩谷がスリングブレイド。羽南が朱里に後方からニーアタック、払い腰。朱里が返して、ワキ固めから腕固め。鹿島が控えの岩谷を引っ張り出し、サブミッションで朱里を援護する。羽南がエスケープすると、朱里がニーアタック。コーナーに上がるが、岩谷が止めて羽南がデッドリードライブ、フェイマサー。返した朱里に羽南がバックドロップ狙い。朱里が切り返すが、岩谷がエルボーで乱入。岩谷と羽南が合体も、朱里と鹿島が連係。岩谷と羽南がやり返し、場外に送り出す。岩谷が場外トペスイシーダ。羽南が朱里をリングに戻し、岩谷と合体。ダブルで持ち上げ前方に叩きつける。羽南がブロックバスターホールドも2カウント。羽南はフィニッシュを宣言し、朱里のバックを取る。朱里が切り返すと鹿島とニーアタックの競演、朱里がDDT。しかし、羽南が返してみせる。朱里は腕固めも、岩谷がカット。鹿島がキックで岩谷を排除、羽南が朱里にセブンティーン。朱里が返すとバックドロップ、羽南もバックドロップのお返し。朱里がカウンターでハイキック。羽南が返すと、朱里は狙いすましてニーアタック、バズソーキック、流炎。3カウントが入り、朱里が羽南をフォールした。
朱里「スターダム14周年おめでとう! イエーイ。このリングで、こうやってアイコンタクトからアネコン2人に勝利できてうれしいです!」
鹿島「この場所は、私がデビューした場所でもあります。すごく懐かしさも感じましたし、ここで羽南、そして岩谷麻優、そして朱里さん。この4人で闘えたこと、すごくうれしく思えますし、今日見に来てくださったみなさんも、本当にありがとうございました。なーんちゃってえーー! 私は昔ここで岩谷麻優、オマエを超えると言って別々の道に行きました。でももう超えるの無理なんで、これからも朱里さんの金魚の糞として生きていきたいと思いまあす。ありがとうございましたあ」
鹿島は朱里に「これからもよろしくお願いします。(リング降りるとき)気をつけてください」と話しかけて一緒に退場。
岩谷「今日負けて、勝ってマイクをしたかったんですけど、14年前の旗揚げの日、14年前の今日もデビュー戦から負けて、今日も14周年という記念の日に負けてしまいました。いままで14年間ずっと輝かしい道じゃなくて、どん底で、ダメダメで、ホントにポンコツな自分、ポンコツでしかない自分をいままで14年間、いや、最近の人もいると思うけど、14年間プロレスラーとして、ここのリングに立ててることが…ちょっと待って。なんて、なんて言いたいかっていうと、いままでずっとポンコツな自分を見守って応援してくれてるみんな、ありがとうございました! これからも、これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。そして、羽南。ずっとスターダムでデビューしてから、ずっと自分のそばで、近くで一緒に成長してくれて、ありがとう。羽南の成長を見るのが、すごくうれしいです。これからも一緒に頑張っていきましょう」
羽南「12歳でここでデビューしてから麻優さんがずっとあこがれで、そんな麻優さんと14周年記念の試合で組めて、私もいろいろあったけど、ホントにやめないでここまで来れてよかったです(涙)。麻優さん、15周年目もまた一年間よろしくお願いします!」
岩谷「まあ、まあ長くなっちゃったけど、自分が言いたいことはひとつ。これからも15周年に向かっていくスターダム。これからも頑張っていきますので、そこんとこ、ヨロシク!」