朱里&レディ・C&虎龍清花組のゴッズアイと上谷沙弥&刀羅ナツコ&小波組のH.A.T.E.による6人タッグマッチ。年末の両国を最後に欠場していた小波が、2・8神戸で復帰。朱里との遺恨マッチが2・9山口につづき3大会で組まれた。神戸で小波が朱里から直接勝利を奪えば、山口では朱里が琉悪夏を破り一矢報いた。そして今回が第3ラウンド。小波欠場のきっかけとなった両国で姿を現しゴッズアイに合流した虎龍が小波と遭遇するのも大きな見どころだ。
朱里と小波が歩を進め、小波が不敵な笑みを浮かべる。ゴングが打ち鳴らされ、両者ゆっくりと中央へ。探り合いから小波がタックル、グラウンドにもっていき、バックにまわる、朱里が切り返しグラウンドで上になる。小波が切り返しネックロックで立ちあがり、ヘッドロックでグラウンドへ移行。朱里が切り返してネックロックで立ちあがるが、小波が切り返して足を取りテークダウン。朱里がマウントを取り腕十字狙い。小波が抜け出して、睨み合いに。上谷と虎龍が対峙。上谷がかいくぐりつづけると、虎龍がエルボー連打。上谷は「全然きいてねえ」と余裕でエルボー、ドロップキックで吹っ飛ばす。上谷は虎龍を場外に送り出す。場外戦でH.A.T.E.がゴッズアイを圧倒。小波は朱里をイスで殴打する。上谷が虎龍をリングに戻しヘアーホイップ、コーナーに追い込み顔面を踏みつけていく。さらにボディースラムからフットスタンプ。小波が「誰だテメエは?」と虎龍にストンピング連打、ロープに追い込むとH.A.T.E.で攻撃を加える。小波は助けに入った朱里を場外に投げ捨て、虎龍にサッカーボールキック。ナツコが挑発しながら虎龍を蹴飛ばし、ブレーンバスター、ランニングボディープレス。虎龍がナツコにエルボー連打。ナツコはエルボー一発で吹っ飛ばす。レディがナツコへショルダータックル。ナツコがこらえてショルダーをぶつけ合う。ナツコが打ち勝つが、レディがやり返す。上谷が乱入するが、レディが止めてジャイアントスイング10回転。ナツコのダッシュに、レディがビッグブーツ連打。朱里がナツコへニーアタック、コンプリートショット。小波が朱里へミサイルキック、スライディングキック、ブレーンバスター。朱里が返すと、小波とエルボーの応酬。朱里は小波に「(福山)凱旋おめでとな!」とエルボーをぶちこみ、フロントネックチャンスリードロップ、腕固め。10分経過。朱里と小波がミドルキックを打ち合う。朱里がカットしサミングから突進、朱里が止めてジャーマン。小波もジャーマンをやり返す。朱里がニーアタックで小波をダウンさせる。虎龍が小波に打撃の連打でラッシュ。小波が突進をかわすとH.A.T.E.が次々と串刺し攻撃、小波がフィッシャーマン。虎龍が返すと、朱里が乱入いて虎龍を援護、レディがフェースクラッシャー、虎龍が小波の腕を取る。朱里とレディがサブミッションで虎龍を援護。虎龍は小波にミドル連打。小波がミドルで虎龍を倒すとPKで蹴り上げる。返した虎龍に小波がトライアングルランサーを狙う。朱里がカットすると、レディがナツコと上谷を分断し、朱里が小波にDDT、朱里と虎龍がキックの挟み撃ち、虎龍がスリーパー。上谷がドロップキック、小波がジャーマン。虎龍が返すと、小波が朱里、虎龍にスプレー噴射。3かうのが入り小波が勝利した。
小波「おい、久しぶりだな広島! そして、今日もゴッズアイは、かわいそうな顔してるな! ハハハハ。あ~、かわいそう。オマエ、名前なんだっけ?」
虎龍「虎龍だよ!」
小波「虎龍? まあ誰でもいいけど、朱里の下にいても強くなんてなれないよ」
虎龍「私は、そんな手段を使って勝つなら、負けた方がマシだよ! だからオマエらに そんな汚い手を使って勝つくらいだったら、まっすぐ強くなって、いつかオマエから勝ってやるよ!」
小波「そんなツラして、口だけは立派なんだなあ。まあいいよ。楽しみにしといてやる。まあ、誰が来ても、朱里も、みーんな私のスプレーでジ・エンド!」
虎龍「こんな姿であんなヤツらに負けてメチャクチャ悔しい。こんな手段使って勝つくらいだったら、私はこの負けをしっかり噛みしめて強くなります。汚いことはしない。まっすぐ強くなります」
「(虎龍に)朱里先輩と同じ顔にしてやったことを喜べ。またいつでも、オマエとお遊びしてやるよ」