H.A.T.E.とSTARSの全面戦争が確実となった。H.A.T.E.が因縁の相手に宣戦布告。STARSのリーダー・羽南も受けて立ち、29日の東京・EBARA WAVEアリーナおおた(大田区総合体育館)大会で、両軍が激突することが決定的となった。
小波&上谷沙弥&琉悪夏は、6人タッグマッチでSTARSの羽南&舞華&林下詩美と対戦。先発を買って出た詩美が「上谷!」と呼び込んだが、上谷は背を向けて拒否した。ここでSTARSが仕掛け、いきなり場外戦に突入した。
だが、H.A.T.E.は詩美に狙いを定めた。琉悪夏と小波が厳しい攻撃を浴びせ、反撃の糸口を与えない。ようやく上谷とのマッチアップにこぎつけた詩美は、必死にエルボーを打ち込んだが、沙弥様は眼中にないとばかりの態度だった。
業を煮やした詩美は、強引にバックフリップで上谷を叩きつけた。さらにSTARSがトリプルフェイスクラッシャーでたたみかけたが、H.A.T.E.は勝負どころを逃さなかった。
羽南と激しい攻防を繰り広げた上谷が、レフェリーを盾にして動きを止める。その隙に琉悪夏がブラックボックスで一撃。すかさず上谷がフランケンシュタイナーで丸め込み、ワンダー王者の羽南から3カウントを奪った。
STARSのリーダーを沈めた上谷は、試合後も言いたい放題だった。
「お前らよう、人数増えただけで気を大きくしてんじゃねえよ」
東京ドームへの夢を口にする羽南には、大したこともしていないのに人の夢に乗っかるなと切り捨てた。舞華にも「お前もパッとしないし」と言い放つと、詩美には「金魚のフンには興味ねえわ」と蹴りまで浴びせた。
「お前らヒーロー気取りだけど、今スターダムを支配してるのはH.A.T.E.なんだよ」
さらに琉悪夏が、体調不良で欠場した刀羅ナツコからの伝言を読み上げた。
「おい、羽南。今日はH.A.T.E.がフルメンバーじゃねえからって、さぞ安心して会場に来たんだろ? 今日の試合はほんの前菜だ。メインは大田区。H.A.T.E.がSTARSをまとめて料理して、会場の客にフルコースでごちそうしてやるよ。大田区に見にくるヤツら、腹すかせて来いよ!」
欠場中の首領から突きつけられた全面戦争の要求に、羽南も引かなかった。
「なんだって受けてやるよ。私たちがスターダムを守るから。スターダムを照らす光になる」
するとH.A.T.E.勢が襲いかかり、STARSを袋だたきにした。最後まで力ずくでねじ伏せた黒の軍団と、団体を守ると誓ったSTARS。29日大田区での全面戦争は、もはや避けられなくなった。

